日経新聞に10回連載で掲載された岩崎一郎一橋大学教授のコラム「ロシア戦時経済の憂鬱」を毎日楽しみにしておりました。
「ロシアは制裁に大ダメージを受けている」、「ロシアは制裁をしのいでいる」といった巷の単純な説ではなく、いかにジワリと未来への損失が生じているかを、数値や独自の情報を交えながら、専門家でなくてもすーっと頭に入ってくるやさしい言葉と理論展開で解説してくださっており、毎回「また一つ賢くなった!」と嬉しい気持ちになりました。
理論を完全に消化しているからこそ、わかりやすく再構築することができるのだろう。そして予備知識のない読み手の立場にたてる「優しさ(想像力)」が、「伝える力」を強化しているのだろうと感じました。
OJは企画運営会社です。お客様にご提案をする上で、お客様の事業を理解することは不可欠です。岩崎教授のコラムは私に多くのことを教えてくださいました。
(K.K.)