「ヌン活」なる言葉ができる程紅茶が流行っています。日本で入手できる紅茶のバリエーションも増え、紅茶好きとしては嬉しいばかりです。
私のお気に入りの本に、「仕事と人生に効く 教養としての紅茶」があります。
ティースペシャリスト、英国紅茶&アフタヌーンティー研究家の肩書をもつ藤枝理子さん著、実に398ページからなる大作です。「総合アートとしての紅茶のすごさに圧倒された」という佐藤優さんの帯評が示す通り、紀元前2737年からスタートする世界史、中国、日本、英国はじめ各国文化や習慣、ビジネス等紅茶文化の奥深さがあますことなく記され、筆者の博学に舌をまきます。
OJの今月のテーマの1つは「専門性」。極めるとは何かを体現する渾身の1冊です。
(K.K.)