真新しい制服を着た学生を見かけ、なんか久しぶりの思いを抱く。
この時期当たり前の風景が戻ってきたことを知らされる。
コロナ禍を受けて、授業に出ることもなく卒業していったとも聞く。
人それぞれがそれぞれの場所で、一言では言い尽くせない苦難を超えてきたことに
改めてその思いを深くする。
そういう我社もほとんどの委託事業の中止が決まり、
また、動きが止まった。
前年比大幅な減収減益が見込まれる。
全員ではないが、役員報酬カット、
役員賞与返納をいち早く決め、出来得るコストの低減を目指した。
一方、我社のサービスを活かす環境作りをいかに創り出すか、
この方途を全社を挙げて模索、試行を繰り返す。
販売に足るサービスをつくり上げ、
事業成就を求めるお客様に企画提案を上申し続ける。
両者の思いが一つになり、様々な発展形を提供しつつ今に至る。
過ぎたることをいかに検証し活かしていくか、
改めて初々しい新入生に教えられる思いである。 (T)
初々しさ