色とりどりの紫陽花が見ごろをむかえています。
現在担当している「野口英世アフリカ賞」の事業の中で、
英語とフランス語に触れる機会が多く、
「紫陽花は他国でなんと表現するのだろう」とふと思い立ち調べてみました。
英語ではHydrangea。
ギリシャ語の、水「hydro」+ 種子を包む容器「angea」を組み合わせたものと言われています。雨の季節に咲く紫陽花にピッタリ。
アメリカでは、「Million dollar flower(=100万ドルの花)」と呼ばれることもあるそうです。
フランス語ではHortensia。
こちらも別名があり、その名も「Rose du Japon(=日本のバラ)」。
18世紀~19世紀に日本からフランスに伝わったことに由来しているとのこと。
花の美しさは国境を越え、単語一つから各国の先人の思いと学びが広がります。
ちなみに、紫陽花の原産地は我が日本です。
(H.M)