イギリスに900店舗を展開するケンタッキーフライドチキン(KFC)が一部の店舗を閉鎖したことで、利用者に混乱が広がっているようです。
チキンがなければ他に揚げるものはないといっても過言ではないKFC。
ドイツ紙の報じるところでは鶏肉の配送において既存の業者から新規業者でより安い契約価格を提示したDHLに乗り換えたことで配送問題が発生したといいます。
個人的には、従業員でもなく、KFCの大ファンであったとしても永久に閉まるわけでもないのなら大した問題には思えませんが、大手のファストフードとして目立つ存在であることは確かです。
創設者カーネル・サンダースの人形は、実は日本発のオリジナル。
ドイツでもイギリスでも置かれていないため、知名度は極めて低いとはいえ(アメリカおよびフランスの一部で見られる)、KFC自体は2017年の宣伝広告ではラップで踊るニワトリで不愉快ランキングの上位になるなど、次々に話題を提供している感があります。
今回も閉鎖騒ぎで「11種のハーブとスパイスからなるオリジナルレシピ」の味を確認したくなった人もいるでしょう。再開の目処は立っていないため損失も大きいはずですが、当該地域外の店舗での売り上げは伸びそうです。