ロシアセンター: ロシア モスクワ (1998年開設)
メディアを超えて、今、思いを伝えて参ります。
今年の夏、モスクワ中心街あちこちで、道路工事が続いている。
毎年見かける光景だが、今年はスケールが圧倒的。
7年前にソビャーニン市長が指名された頃、市の方針だった「渋滞緩和」がどこかに消え、
今の話題は、中心街の道で車線を少なくし、歩道を広くすることだ。
しかも、昔からアスファルトで敷いていた歩道を「敷石」で整備し、
木を植え、花壇などを作ることとなっている。
様々な問題を抱えているモスクワ市は、莫大な金額を「敷石」に使ってしまうことに対して、
市民の怒りや工事関連の汚職疑惑などがソーシャルメディアに殺到している。
しかし、去年に整備された場所を一年経った時点で見ると、
思ったほど悪くはないという印象になる。
もしかすると、これはモスクワ中心街の新しい姿となるかもしれない。