~ オスカー・ジャパンは日々、わくわくへ ~
ケン・ローチ監督の新作映画、
『わたしは、ダニエル・ブレイク』を鑑賞した。
「今、どうしても伝えたいことがある」と、
引退を撤回して制作された本作、
オブラートに包む猶予はないとばかりに、メッセージは直接的。
誠実に生きる普通の人々が、守られ、
尊厳をもって生きることができる社会の実現について、
真剣に考える自分がいた。
ケン・ローチ監督の姿勢は決してぶれない。
この作品にパルム・ドールを与えた
カンヌ映画祭にも拍手を送りたい。
信念が人を動かす。