保養地ヤルタ(2/3)

ロシアセンター: ロシア モスクワ (1998年開設)

メディアを超えて、今、思いを伝えて参ります。

 

現「タヴリダホテル」はかつて「ロシアホテル」と言われ、

往時ここに宿泊した文化人の名前が刻まれています。

 

また、作家チェーホフも1899年にヤルタに家を建てて移り住み、

『子犬を連れた奥さん』他を執筆しました。

この小説の中に「...日本品の店で買って来た香水の匂い」

さらに「木々の葉はそよともせず、蝉が鳴き、下の方から響いてくる海の単調で鈍いざわめき…」

という表現が出てきてちょっと驚きますが、まさにそれを裏付けるものがありました。

(※蝉はヨーロッパでもかなり南へ行かないと見られません。)

 

(石井)

 

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