500ユーロ札は2018年末で廃止

 EUセンター: ドイツ ハイデルベルク(2000年開設)

センターより、直の、今の情報を発信して参ります。

 

ドイツ・フランクフルトにある欧州中央銀行が500ユーロ札(約6万1000円)を

18年末で発行停止することを決めました(2016年5月)。

その後も使い続けられますが、500ユーロ札かねてより高額すぎると指摘されていたのです。

これまでも触れたことがないという人は多く、もう接触する機会はないかもしれません。

 

今回の決議は、テロや犯罪の資金源と繋がるマネーロンダリングを阻止するためと

発表されています。

ドイツでは現金支払いの上限がなく、現金への信頼が厚いことが窺えますが、

実生活では、200ユーロ(約2万4000円)札は偽札が横行したために出回っておらず、

緑色の100ユーロ(約1万2000円)札も小さな店舗では受け取りを嫌がるのが普通です。

 

よって、最も頻繁に使う高額紙幣はオレンジ色の50ユーロ札。

ゆえに通常の生活に影響はありません。

 

(青木)

 

紫色がきれいな500ユーロ札、在住16年で一度手にしたことがありますが、使えるところがないので銀行ですぐに両替してもらいました。黄色の200ユーロ札は偽札が多い事で知られ出回っていません。100ユーロ札は検査機がレジにない店では受け取ってくれないことがままあります。


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