ソ連の生活写真展

ロシアセンター: ロシア モスクワ (1998年開設)

メディアを超えて、今、思いを伝えて参ります。

我が家の近くにあるマルチメディア・アート博物館は若い人に人気である。

先日ここで、ソ連~ロシアの生活を写し出した写真とそれに合わせて

日本の写真も展示されているというので行ってみた。

 

私がモスクワで生活を始めたのは1986年で、それから90年にかけて

どんどんモノがなくなっていった頃である。

当然のごとく、その時代は「行列」を撮った写真が多く、

また子供が生まれた91年頃は、人々が各自売れそうなものを持ち寄って

自然発生的にできた市で子供の衣類や生活用品を買ったことを思い出した(写真①)。

 

日本の写真はといえば、半月盆が2枚乗っただけの和テーブルと

通勤電車の2枚だけで、電車で眠る人、スマホをいじる人はまあそれなりに

典型的な日本の生活風景かもしれないけれど、前者についてはよく分からなかった。

 

  (石井)

 

■マルチメディア・アート博物館のURL <http://mamm-mdf.ru/

■マルチメディア・アート博物館を紹介するサイト

  <http://kudamoscow.ru/place/museum/multimedia-art-muzej/

1993年の写真。写真は Виктор Ахломов
1993年の写真。写真は Виктор Ахломов
「美のコンベアー」と名付けられた1978年の写真。
「美のコンベアー」と名付けられた1978年の写真。

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