EUセンター: ドイツ ハイデルベルク(2000年開設)
センターより、直の、今の情報を発信して参ります。
ドイツ人にとって、待降節における一番大事な伝統は
アドヴェントクランツ1を用意してクリスマスまでのカウントダウンを始めること、
クリスマスで最も大事なのは家族と過ごす時間だそうです。
クリスマスにかかるドイツ人の平均的な出費は274ユーロ(約3万8000円)。
この時期はストレスだと公言するドイツ人は多いものの、
実際なくなればいいと思っている人はわずか3%です。
ドイツ人の10%はなぜクリスマスを祝うのかを知らないという統計がありますが、
とにもかくにもクリスマスは深く愛されています。
クリスマスまで1カ月間続くクリスマス市ではグリューワイン2が5000万リットルも消費され、
イブに向けて雰囲気は最高潮に高まります。
24日の夜は伝統的にウインナーソーセージとポテトサラダで軽めの夕食です。
25・26日と続く祝日には食べることが多いので、
日本人にとってのお正月と同じく「クリスマスで数キロ太った!」と
叫ぶドイツ人は多いものの、実際には平均370gしか増えていないところをみると、
心身共に満たされた感覚から来る発言なのかもしれません。
(青木)