EUセンター: ドイツ ハイデルベルク(2000年開設)
センターより、直の、今の情報を発信して参ります。
ドイツにはロシア人系の移民も多く、
ロシアの食材を取り扱う大型ロシアスーパーがあります。
食材には加工した魚も多く、
キムチやおつまみのイカの燻製も扱っており、
品揃えと商品のデザインに普通のドイツスーパーでは
見られない特色があります。
中でも赤い部分がついているスイカの漬物は
日本人にとってはやや衝撃的です。
皮だけなら日本でも漬物にしますが、
赤いところが加わっただけで味が想像できなくなります。
さらに粘土そっくりの物体はヒマワリやゴマなどの
油脂と砂糖を使ったお菓子「ハルヴァ」。
羊羹のようにお茶受けにするようです。
作物の収穫期が限られたロシアでは保存食が発達し、
アジア的な食材も多いことを知りました。
機会をつくり、ロシアセンターと意見交換をしてみようと思っています。
いずれにしても、日本に住む外国人にしてみれば、
日本にある謎の食材の数は数えきれないに違いありません。
(青木)
スイカの漬物
ヒマワリやゴマなどの
油脂と砂糖を使ったお菓子「ハルヴァ」