SNS時代のコンクール

ロシアセンター: ロシア モスクワ (1998年開設)

メディアを超えて、今、思いを伝えて参ります。


さて、チャイコフスキー・コンクールの一次予選通過者が発表されました。

結果発表の度に戸惑い、スキャンダル、憶測がつきものです。


しかも、今時は配信で世界中からアクセスでき、

それを聞いた人が自らの感想をブログやSNSで投稿することもできます。


一次予選初日の翌日にはロシアの政府系新聞に

すでにコンテスタント(大会出場者)評が載りました。

また、審査員の一人は毎日ブログに綴り、別の一人はツィートしています。


さらに、会場に足繁く通っている有名ピアニストもフェイスブックで

自身の評を書いていますが、かなり辛辣です。


こういったものがコンテスタントの目に触れ、

非常に神経質になったという例が前回の時もありました。


(石井)

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