ロシアセンター: ロシア モスクワ (1998年開設)
メディアを超えて、今、思いを伝えて参ります。
かつては旧ソ連共和国の一つであったグルジア。
グルジア料理といえば独創的だが、
今ではすっかり垢抜けたレストランで味わえる。
日本では今年4月からこの国のことをジョージアと呼ぶようになったけれど、
私達にとってジョージア料理と呼ぶには抵抗がある。
ソ連時代に一度グルジアを訪れたことがあるが、
町じゅう蒲萄の香りが仄かに漂っていたのが印象的だった。
当然ワインの種類も豊富で、グルジア生まれのスターリンが愛した
キンズマラウリ(赤)やツィナンダーリ(白)などは有名。
モスクワのレストラン「エラルジ」は人気のグルジア料理店で、予約なしではなかなか入れない。
写真は新鮮野菜のサラダ(というか、香草と丸のままの生野菜)、
くるみ等を刻んで茄子で巻いたもの、ぶどうの葉で包まれたドルマ、
香辛料の効いたサツィヴィ(鶏肉の胡桃ソースあえ)、豆の煮込み。
メインはシャシリク(豚と羊のグリル)。デザートは蒲萄ジュースから作られたプディング、
伝統的なチュルチヘラ(グルジア発祥の伝統的な棒状飴)、
中東・中央アジアのお菓子の代表格パフラヴァ(パイ生地の層状のお菓子)。
(石井)