哲学するマンモス

~ オスカー・ジャパンは日々、わくわくへ ~

 

オスカー・ジャパンは

厚生労働省の委託で、

第二次世界大戦(1936~1945)後

ソ連で抑留中になくなられた方々の埋葬地の

情報収集・調査をおこなっています。

 

その調査で訪問した、マガダン州での1枚です。


マガダンとえば、完全な形で発見された

マンモスの赤ちゃん「ディーマ」で有名です。

 

そのマガダン市ナガエフ湾岸に

2013年に金属製の巨大なマンモス像が登場し、

新たな観光名所となりました。

 

悠久の時の流れに思いをはせる

マンモスの姿は哲学的ですらあります。


(K.K)


作品名「時」

作者 ルデンコ Y.S. 

 

遥か昔、この地にマンモスがいた

その時代の記憶として、我々はこの堂々たる巨体の亡がらと出会う

科学技術が進歩し、技術発展が加速するこの時代にあって、

我々は「今」という一区分のみにとじこもり、

つい自然や起源との絆を失いがちになる。

立ち止まり、考えてください。

我々の後に何が残るのかを。 2013年9月7日


A. Kuznetsov撮影


作品名「時」  高さ4m、長さ6m、重さ6t  A. Kuznetsov撮影


A. Kuznetsov 撮影


マガダン


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