ノルウェーと聞いて思い浮かべることはなんでしょう。
ヴァイキング、フィヨルド、夏は日が沈まない、福祉国家などでしょうか。
今回キャンピングカーでノルウェーに行くにあたり、少し調べてみました。
まず驚いたのは人が少ないことです。
国の面積はドイツや日本と同じぐらいであるのに対して、ノルウェーは人口550万。
人口密度が桁違いに低く、日本が330人/km2であるのに対してノルウェーは15人。
北海道でさえノルウェーの約4倍の人口密度です。
一方で、圧倒的に多いのは島の数です。20万〜30万の島と岩礁があるとされ、これはスウェーデンに続く世界第二位の多さとなります。
また、ノルウェーはヨーロッパの中でも1位のスイスに次いで物価が高い国です。
ドイツの物価と比較しても、外食は1.5倍〜2倍、食料品は1.3〜1.7倍とされています。
ちなみに、食料品の中でも特にアルコールは価格差が激しく2倍から4倍。
車で来る旅行者は食品を持ち込もうとしますが、ドイツ人にとって主食とも言えるじゃがいもは、生である場合は持ち込めません(植物検疫が厳しい)。
肉製品や乳製品に対しても、日本へ入国する際の厳しさではないものの、1人10キロまでという規定があります(10キロもあったら十分でしょうと思われるかもしれませんが…)。
ビールは1人につき2リットルです。実際のところ、生鮮野菜の値段はユーロの2倍という印象で、きゅうりは日本のものに比べると巨大ではありますが1本2.70ユーロ(約500円)でした。
一方でノルウェーはユーロではなく自国通貨を使っています。
「ヨーロッパ」を外から見るとある程度統一されたまとまりに見えますが、実際には国によってEUや他国との付き合い方は様々です。ノルウェーやスイスは、イギリスとまではいかないまでも独立寄りといえます。
ノルウェーにしてみれば、北海油田で豊かである一方、EUに加盟した場合、漁業についてEU規定に合わせなければいけなくなるのは大きなデメリットです。
そのため、ノルウェーは1970年代と90年代に行われた2回の国民投票でEU加盟を否決しています。
ちなみに、ノルウェーはカード社会で現金が必要となることはほぼありませんでした。
ノルウェー語の話者はノルウェーの人口全体とほぼ同じで600万程度。デンマーク語やスウェーデン語など他の北欧のゲルマン言語と似ていて、ある程度は意思の疎通ができるのだそうです。
ドイツ語もゲルマン言語なので、想像力で補う必要はあるものの、実際に意味を予想できるものが多いのも驚きでした。
次は実際の旅での印象をお伝えしたいと思います。(Y.A)