大阪・関西万博2025に行ってきました!
「成果環境プロデュース」を仕事とする身、一来場者として楽しみつつも、やはり仕事目線で見入ってしまいます。日本のみならず世界各国のパビリオンが一堂に会する万博は、まさにアイデアの宝庫。創造のヒントが至るところに散りばめられていました。
子供の頃に訪れた「科学万博-つくば’85」では、未来都市のような風景に圧倒され、各国文化に触れた衝撃が今も強く残っています。時が流れ、今回の万博では、あの時夢見た未来が、洗練された形で現実となっていました。大屋根リングや各パビリオンの建築は、それだけでも一見の価値があります。
「並ばない万博」「キャッシュレス万博」は主催者のみならず参加者にとってもチャレンジとなっています。言うは易し行うは難し。トライ&エラーを繰り返し、走りながら改善していく姿勢は、まさに今の日本に必要なマインドセットだと感じました。
映像やバーチャル展示が多く、やや一方向的で交流レスとも感じられましたが、その一方で、スタンプラリーや生演奏などリアルな体験の価値がじわりと再評価されているのも印象的でした。何より心に残ったのは、ボランティアの方々の温かさや、パビリオンスタッフとのちょっとした会話です。ホスピタリティとは、突きつめれば「人」なのだと、改めて実感しました。
さまざまな意見や課題もある中で、この万博が、未来を担う子供たちにとって忘れえぬ体験となり、創造力の源泉となることを願ってやみません。
(K.K.)
百聞は一見にしかず。大屋根リングの荘厳さに息をのむ。
フランスパビリオンの枠からはみ出すフリーダムなスタンプにお国柄があらわれている?!