ミヒェルシュタット

EUセンター: ドイツ ハイデルベルク (2000年開設)

日々の暮らしでちょっと気になるテーマに注目!

 

ミヒェルシュタットは、フランクフルトから南南東に70キロ、

ハイデルベルクから北東に60キロ、どちらからでも車なら1時間ほどのところにあります。

 

日本では知名度は低いものの、この地域では古い歴史を誇る

木組み家屋の街並みが可愛らしいことで知られる町です。

旧市庁舎は1484年に作られたゴシック様式の木組みのもので、

堀で囲まれた町のあちらこちらに中世の建物が残っていて、

町中を歩いても1時間もあれば見どころを地図で探しながら見て回れます。

 

周囲の町からエクスカーション先として使われることが多いせいか、

町には気の利いたカフェが多々あり、中でもカフェ・ズィーフェルトは

チョコトリュフの世界チャンピオンになったことを売りにしています。

店内には地元の熟年層が集い、スタイリッシュな雰囲気というより、古き良き時代の雰囲気。

 

トリュフも手作り感が強くきらびやかな印象はありませんが、面白いのはその種類です。

ワインやリキュールを使うチョコはまま見かけますが、

ゼラニウム、ラベンダー、オレンジの花、バラ、蓮花、タイム、ローズマリー、

ミント、バーベナ、オレンジとコリアンダーといった香味植物に加え、

ヤギのチーズやゴルゴンゾーラまでもがトリュフになっています。

この奇想天外なコーディネートが評価されたのかもしれません。(http://www.cafesiefert.de/

 

一方、ミッヒェルシュタットに行ったのなら町の中心からほど遠くないところに

もう2ヶ所寄っておきたいスポットがあります。

 

一つはコツィオールというカラフルでユニークなプラスチック製品の工場で、

色も形も意外性があるものが多くお土産としてよく使われます。

https://www.koziol.de/

 

もう一つはヒッチュラーというお菓子の工場です。

ハリボーのグミほどの知名度はありませんが、

ドイツ国内では広く子供に愛されるカラフルスイーツです。

https://www.hitschler.de/

 

どちらも工場直営店があって、訳あり商品を格安で買えるのが嬉しいところです。

 

(Y.A)

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